2014年1月14日火曜日

学生時代の友達はいいもんだ

昨日、学生時代に就活仲間だった友達に、5年ぶりに再会した。

彼とは某総合商社の1dayインターンでたまたま知り合い、
ともに商社を志望していたことで意気投合し、それから約半年、一緒に勉強会などをしながら内定を目指して頑張った仲だ。

結局、彼は第一志望の総合商社の内定を勝ち取り、
僕は前にも書いたとおり、 ずっこけた。

ただ、彼は気落ちした僕にも優しく声をかけ、励ましてくれた。
就活の失敗で多くの就活仲間と疎遠になってしまった僕だったが、
彼はその後も連絡を取り合う数少ない友達になっている。


そんな彼とも就職後はお互い忙しく、また商社マンらしく海外赴任などもあり、
Facebookでは繋がっていたが、直接会う機会がなく長い時間が経ってしまっていた。



今回会おうと言ったのは僕の方からだが、正直ちょっとした気持ちの葛藤があった。

たまに連絡を取り合う中で知っている限りでも、
彼は2年前に商社を辞め、その後独立し、今はアメリカなどを中心に海外でバリバリ仕事をしている。

一方の僕は、それはそれで頑張ってはいるけど、
彼と比べると変化が少なく、ドメスティックな仕事ばかりをしていることに、ちょっとした劣等感を持っていたからだ。


正直、会って30分ぐらいは、
そんな感覚が僕の中にずっと残っていて、
「僕は彼に対して、何かバリューを提供できるのか?」
みたいなことばかり考えていた。
なんだか妙に居心地の悪い感じ・・・。




ただ、そんな居心地の悪さも、時間が経つとともに、どこかにいなくなった。

目の前にいた彼は、学生時代から知っている彼のままだった。


一見すると華やかそうに見える彼のキャリアの中にも多くの葛藤があり、
紆余曲折の中で、今また新しいキャリアを踏み出そうとしていることを、あれこれ語ってくれた。

僕も僕で、色々と仕事やプライベートな話をしたり、悩みを聞いてもらったり。

話していると、一見全然違うキャリアを歩んでるはずの2人なのに、
「あー、それわかるわかる!」
みたいに共感し合えるところがたくさんあって、妙に楽しかった。


その一方で、
「吉沢明歩はやっぱハンパねぇーわ!」
みたいな、学生時代と変わらぬAV談義に花を咲かせたり(笑


気がつけば、とりあえず昼飯食おうって入った丸ビルで赤のれん計3時間以上話し込んでいた。
(赤のれんさん、昼時にごめんなさい。。。)


なんだか最近、
人付き合いでは利害関係ばかり気にしているけど、
こうやって利害関係とか全然気にせず話ができて、お互いの成長を感じられる友達って、
本当に大切な存在だなと改めて感じた。

そして、
彼とは5年後も10年後も、そういった仲でいたいし、
次彼に会うときにも、恥ずかしくない自分でありたい。


学生時代の友達は、ある意味今の自分を計るものさしなのかもしれない。





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